件名が「ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。」というMicrosoftをかたるフィッシングメールが、30日になって再び出回っている模様。
現時点で編集部で確認しているフィッシングメールの送信先メールアドレスは「support@support-securityprotection-microsoft.com」で、前回の送信先だった「support@microsoft-securityprotection-support.com」とは似ているようで異なっている。
誘導先となっている偽サイトは1月30日19時時点で稼働中であることを編集部で確認している。偽サイトへはアクセスせず、万が一アクセスしてしまった場合も、クレジットカード情報をはじめとした個人情報の入力は絶対に入力しないよう注意してほしい。
前回誘導先となっていた偽サイトは、その後閉鎖されていたが、今回のメールは別ドメインの偽サイトへ誘導するもの。偽サイトの内容は前回とほぼ同一となっており、24時間後にプロダクトキーを無効化するとして、Microsoftアカウントとパスワードの入力を促す。「今すぐ認証」をクリックすると、Microsoftアカウントのサインイン画面が表示される。Microsoftアカウントのメールアドレスとパスワードを入力すると表示される「詳しいお客様情報の追加」の画面は、氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報の入力を促すものとなっている。
なお、日本マイクロソフト株式会社では、同社製品に関する質問や回答を行う対話フォーラム「マイクロソフトコミュニティ」への質問に対して、「『ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。』という件名のメールについては、マイクロソフトから送信しているメールではございません。該当のメールは開かず、削除いただくようお願いいたします」としている。
【お詫びと訂正 2017年1月31日 11:05】
記事初出時、送信先メールアドレスを誤って掲載しておりました。お詫びして訂正いたします。